10/1は父の誕生日。
私が高校生の時に、その父は亡くなりましたが
その高校生の時に、たった一度だけ父と二人で観た映画が「砂の器」です。
最近、顧問をしている部活で映像のプロの方からお話をきいたりご指導いただく機会があるのですが、その方からたびたび「砂の器」の話が出てくるので懐かしく思っていました。
休みの今日、松本清張ファンだった父を思い出しがてら「砂の器」を観てみました。
かつて感動したところで、やはり感動が込み上げてくると同時に、撮影という観点からも見ることができました。
丹波哲郎、加藤剛のメインキャスターに加えて 加藤嘉、緒方拳、佐分利信の存在感。
さらには、渥美清などの豪華俳優陣がチョイ役で出てくる贅沢さ。
わけても子役の表情は忘れがたく
この映画を名作たらしめたものであると
あらためて思い返したのでした。
令和のいま、
昭和の作品の素晴らしさを感じた2時間半となりました。