こんにちは。
だいぶ秋も深まってまいりました。
公立の中学校にご縁をいただいてから早くも7ヶ月が経とうとしています。
「袖振り合うも他生の縁」と言いますが、この学校とのご縁は本当に不思議なことばかりです。
どんな不思議かは、またあらためてお伝えしていきますね。
今日、私が緊急にお伝えしたいのは、
不登校はその子の選択である
ということです。
これまで沢山の不登校の児童(小学生)や生徒(中学生、高校生)、学生(大学生)と接してきました。
ある時は教師として、
またある時はカウンセラーや占い師として。
また親としても。
私には4人の子がいますが、長女は大学生の時に不意に大学に行かなくなる、そんなことがありました。
私にはわからない難しい学びをして、海外の学生ともやりとりするわ、進学塾のバイトもこなすわ、めちゃくちゃ充実した忙しい大学1、2年生時代を過ごしていたのに、ある時プッツンと糸が切れるように無気力になってしまったのです。
親としての私は、戸惑いました。
お布団から出られない娘の姿を見たくない気持ちも強くありました。
娘は、私と話がしたかったようです。
それなのに、私はその時も教師の仕事と、鑑定士やヒーラーの資格をとることに夢中でした。その「わざ」で娘のことも救えると思い込んでいたのです。
もう少し話をじっくり聴く時間を作ればよかった、また聴く耳を持っていれば心の解放が早くできたかなと今では思います。
この娘ですが、結果からお伝えすると、大学は一年休学して5年かけて卒業しました。さらにはその学部で学びながら別の資格も取得して、色々とぶつかりながら自分の人生を模索しています。凄いエネルギーです。苦しかったと思います。よく自力で乗り越えました。
親としての私は見守ることしかできませんでした。
教師としては、不登校を解決したのかはわかりません。生徒が私と接しているうちに自然と「生きるのが楽になった」とか「初めて先生みたいな大人に出会った」などの言葉を伝えてくれています。
どうやら私といるとホッとするようです。
また、カウンセラーやヒーラーとしては、驚くようなことが数々起こりました。
小学校の時から4年も学校に通っていなかった中学1年生の女の子が、私のカウンセリングとヒーリングを受けてくれた翌日に、学校に行けたというのです。保健室登校ではあったそうですが、それからしばらく親子で私のところに通って下さいました。
その頃、私の自宅サロンに立て続けに不登校のお子さんを抱えるお母様がいらしたことがありました。
まるで私に何かを伝えに来てくれたかのようです、今思うと。それで確信を持っていえるようになったのです。
不登校の子たちは弱い子たちなのではないということを。
話が長くなりました。
教師としてもカウンセラーとしても親としても不登校と向き合ってきた私だからこそ、毎年増える一方でいっこうに減らない不登校の子どもたちや親御さんに寄り添えると思うのです。
もう一度言いますね。
不登校は選択である。
不登校になる子は決して弱いのではない ということです。
この続きはまた。